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今回は、1つめのテーマは、松下幸之助氏が、実践していた成長するために必要な習慣についてです。
2つめは、個人に対して税金負担がまた重くなるというお話です。
最後にお知らせと最近観た映画の話があります。しばらくおつき合いください。
(テーマ1 成功の秘訣は振り返りの習慣)
PHP総研の江口氏は、生前の松下幸之助氏に、よくこう言われたそうだ。
「君、布団の中に入ったら、1時間はその日のことを振り返って、考え、検討せんとあかんで。布団に入って、すぐ寝たらあかんで。」と。
実際、幸之助は毎晩、その日の出来事を1時間以上かけて、反すうしていたという。
経営の神様と一般人の差は、日々の商売で感じた喜びや疑問について、真剣にその意味を考え抜いたことにある。
松下幸之助氏は「自省の心」こそ大事だとも語っていたそうです。
「ナポレオンは100年か200年に一回しか出ない立派な人だ。豊臣秀吉もしかり。
ところが、2人とも末路は失敗したな。なぜだと思う?そらぁな、自分が一番になって、後ろに恐い人がいなくなったからや。そこで、安心して振り返る習慣をやめてしまったんやろう。」
あるオリンピック代表選手団のコーチの話です。素質のある選手は山のようにいる。その中で、頭角を表して、メダルをとる選手に共通していることがあるそうです。それは、練習や試合が終わる度に「今日、どこがうまくいったのか、失敗したのかという振り返る習慣」を持っている選手であるという。「練習を終えた帰宅の電車の中で」「布団に入って寝る前に」「試合が終わった控え室で」そのたびに振り返る。「何百回」「何千回」という「振り返り」の積み重ねが、長い年月を経て大きな差となる。
逆に、いくら素質があっても、限界のある選手は、練習しっぱなし、試合しっぱなしだという。振り返らない選手は、月日と共に成績が上がらずいつの間にか一線から離れていくのだそうです。
松下幸之助氏の言葉「その日の出来事を反すうしていた」ということと、オリンピック選手の「振り返るクセ」は同じことだと思います。
私自身、この話を聞いて、経営の神様のように1時間と言わないまでも、たとえ5分でも、その日の出来事を寝る前に振り返るようにしています。
(テーマ2)個人に向けて増税の波がまた、やって来そうです
このマネジメント通信2004年第2号に、平成16年の税制改正についてふれました。
一番お金を持っている老人に対して税金の負担を重くするように税制が変更されるという話です。
今年は、一番人口が密集している団塊の世代をねらった増税が検討されているようです。それは、退職金についての増税。
退職金は、税金上、非常に優遇されています。それは、老後の生活原資という使い道を考慮してのことだと言われています。
所得税というのは、通常は、個人が得た収入から経費を引いた利益(税金の世界では利益のことを所得といいます)に対して、何パーセントかの税金をかっける
という計算をします。
退職金については、収入から差し引く、経費の部分でかなり優遇されているのです。
どのくらい優遇されているのかといいますと、もらった退職金から、勤続年数1年につき40万円の控除があります。ここで、控除というのは、税金の対象になる金額を計算する時に、差し引けるもののことです。経費の一種だと考えていただいていいと思います。
勤続年数が20年を超えると1年あたりの控除額は70万円に跳ね上がるんです。
さらに、この控除を差し引いた後の金額の2分の1しか、税金対象にならないという恩恵があります。
そして、退職金の税金を計算するときに、2分の1を掛けるという恩恵が来年からなくなりかもしれないと言われています。
例をあげて説明しましょう。
たとえば、勤続30年の人が、3,000万円の退職金をもらった場合の税金を計算してみます。
勤続年数20年までは、1年につき40万円の控除があるので、20年で合計800万円が差し引ける。30年なので20年を超える年数は10年。この10年については、1年につき70万円の控除があるので、これで700万円。はじめの20年分の800万円と合わせて、合計1,500万円が退職金から差し引けるわけです。
3,000万円から1,500万円を引くと1,500万円。この1,500万円の2分の1の750万円に税率を掛けて、所得税と住民税の合計約177万円になります。
もし、2分の1という恩恵がなくなると、税額が475万円に跳ね上がります。
その差298万円なり。
当然、退職金の額が増えれば増えるほどこの差は、どんどん大きくなります。
あなたが、社長で、来年ごろに、専務に社長の椅子を譲って一線から身を引こうかとお考えであれば、少し早めて、今年中にリタイアーすることも考慮してもいいかもしれません。会社の運営上、数ヶ月引退を早めても問題がないのであれば、最低でも数百万単位で税金が変わるでしょうから。
個人の増税で、もうひとつささやかれているのが、ゴルフ会員権です。
昨年末に、私たち税理士業界で、ちょっとした衝撃の税制改正がなされました。
それは、個人で持っている土地を売って損をしても、他の収入と相殺できて、税金が少なくなるという制度が、消え去ってしまったという改正です。
それを、12月25日ごろに、突然、国が発表したので、土地の含み損を抱えた多くの方は、駆け込みで売却もできないまま、年を越さざるをえない事態になりました。
同じような改正が、ゴルフ会員権にも適用されるかもしれません。ゴルフ会員権は、今の相場が、買ったときの金額の1割にもならないという話はよくお聞きします。もし、個人で持っている会員権を誰かに売って損が出たら、その人の税金を計算する上で、今の税制なら、他の収入と相殺できるという制度があります。
それが、来年から相殺を認めない方向で、改正しようと議論されているらしいのです。
もし、今後あまり利用しない会員権を個人で持っているなら、年内の売却を計画してもいいかもしれません。
退職金を早めに取るにしても、会員権を売るにしても、税制改正の動向をよく見極めて、税理士とよく相談をして実行してください。なお、法人で持っているゴルフ会員権については、今までどおり、売って損がでれば、もともとの利益と相殺できるので、そんなに急いで売却を考える必要はないでしょう。
(お知らせ)
1. またまた過激なタイトルの本を友人の小堺桂悦郎さんが出しました。
タイトルは「借金バンザイ」に続いての第2弾「粉飾バンザイ!」
フォレスト出版1400円です。9月14日から発売で、出だし好調らしいです。
アマゾンでご覧になるならこちらです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511746/
2.もうひとりの友人、平 秀信さんが、とうとう漫画の主人公になりました。
最新のビッグコミック増刊号10月17日号です。表紙に女優の綾瀬はるかさんの
似顔絵が大きく載った号。どんなマンガなのか、その一部をお見せします。
ご覧になりたい方は、以下をクリックしてください。
http://www.hirahidenobu.com/
3.大川がゲスト講師でセミナーが開かれます。10月2日の土曜日です。
セミナータイトル「プレゼンテーションの極意」
私以外のゲスト講師は、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本支社・支社長 高野登氏とトータル・ヒューマン・ケア アンサンブル 院長 咲谷優輔氏です。主催は、弊社のお客様であります、プレゼンテーション・コンサルタント 田中省三氏。
詳しくは、下記のホームページをご覧ください。残席はあと10名らしいです。
http://presemi.com
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(映画はお好きですか)
9月11日に久しぶりに映画館に行きました。観たのは、「ヴィレッジ」というドキドキはらはらを得意とするシャラマンという監督の作品。
感想は、期待値が高かったせいか、「うーーーん・・・ちょっと物足りない」というのが正直なところです。
20日に、たまたまレンタルDVDで観た「交渉人」という1999年のアメリカ映画の方がずっとおもしろかったですね。シカゴ警察で人質事件の交渉役として、スゴ腕をふるっている刑事が、警察署内の年金基金の横領事件に巻き込まれるというストーリーですが、始まって15分くらい経つころから、終わるまでずっと、はらはらのしっぱなしでした。
サスペンス映画で、思いっきりドキドキしたい方へおすすめの映画です。
では、また次回、お会いしましょう。
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